日本音圧協会2
昨日のエントリのコメントに「CMの音量の自動化はできないものか」というイシマ師匠の言があった。
結論から申し上げると、基本的に半自動化は完了している。
自動化するのは、基本的にコンプレッサ(圧縮機)なのだが、これは、いかんせん、電圧的にしか処理できないのである。
一応コンプレッサの動作を簡単に説明すると、ある一定(これをスレッショルド=閾値という)の大きさを超える音が入ってくると、スレッショルド以上の音量の時だけ、指定されたレート(レシオ)でボリュームを「強制的に」小さくするのだ。この、コンプレッサのうち、1:インフィニティ(無限大)のレシオで設定すると、コンプレッサは「リミッタ」と呼ばれるモノに変化する。でも、動作原理は一緒。閾値を超える音が入力されると、閾値以上の音を出力しない=閾値と等価の音量を出力するという動作になるだけだ。
一般に音量はVU(Volume Unit)かdb(デシベル)で表すのだが、VUは多少の修正がかかっているものの、両者共に電圧をほぼ直接的にある一定の値(電圧値)と比べて、レシオ(比)で表現している。(結構いい加減な解説なので鵜呑みにしないで欲しい)
で、放送局では、このうち、VUを使って規制をかけているのだが、VUが振らなくても「音の圧力」が上げることが可能である。
それは、コンプレッサなどを巧く使うことに、マキシマイザ、あるいは、ファイナライザと呼ばれる機器、またはプラグイン(ハードディスクレコーディングに限るが)でいとも簡単にできることなのだ。
この3点セットは、某レコード会社「A」がとっても大好きなので、マスタリングの時にかなりハデに使う。だから、某A社のレコードはかなりの確率で音圧が高い。(最近はそうでもなくなってきたのだが)
閑話休題。
かくして、VUでの規制値は簡単にすり抜けられ、音圧のみが「どえりゃぁ」ことになっていることがあるのだ。
もちろん、放送局内の考査部や技術部などでCMを検品するのだが、いかんせん、対スポンサーの話になると弱腰になるを得ないと言うのが実情ではないだろうか(ここは想像)
私の奉公したラジオ局のように、自社収録だとある程度「いじれる(=音圧を押さえられる)」のだが、某電報通信社などから完パケ(放送可能な状態)にして持ってこられると、本編前に、基準信号(1kHz,0db)が入っており、その基準信号に合わせなければならないので、いじるにいじれないのである。
もっとも、最近(でもないか)VU,dbのメータ以外に「ラウドネスメータ」を用いることもある。
これは、ラウドネス等曲線と呼ばれる、人間の耳の周波数特性を表した曲線にに沿うように増幅・減衰を行い、そのあとで、メータで表示するというものなのだが、これを使えば、かなり性格に音圧を知ることが出来るので、結果的に適切な音圧を得ることが可能である。
しかし、某携帯電話会社のCMはラウドネスメータ基準で音圧を押さえたらナレーションがつぶれそう(=ナレーションが聞こえなくなりそう)なので、個人的には(オンエア時点での修正は)無理かなぁ、とおもう。
私なら「MAをやり直せ」って言うかもしれない。
ちょっと、今回は専門的すぎたかもしれないが、ご勘弁頂きたい。
嗚呼、過ぎたるは及ばざるが如しかな。あなかしこ、あなかしこ・・・・
結論から申し上げると、基本的に半自動化は完了している。
自動化するのは、基本的にコンプレッサ(圧縮機)なのだが、これは、いかんせん、電圧的にしか処理できないのである。
一応コンプレッサの動作を簡単に説明すると、ある一定(これをスレッショルド=閾値という)の大きさを超える音が入ってくると、スレッショルド以上の音量の時だけ、指定されたレート(レシオ)でボリュームを「強制的に」小さくするのだ。この、コンプレッサのうち、1:インフィニティ(無限大)のレシオで設定すると、コンプレッサは「リミッタ」と呼ばれるモノに変化する。でも、動作原理は一緒。閾値を超える音が入力されると、閾値以上の音を出力しない=閾値と等価の音量を出力するという動作になるだけだ。
一般に音量はVU(Volume Unit)かdb(デシベル)で表すのだが、VUは多少の修正がかかっているものの、両者共に電圧をほぼ直接的にある一定の値(電圧値)と比べて、レシオ(比)で表現している。(結構いい加減な解説なので鵜呑みにしないで欲しい)
で、放送局では、このうち、VUを使って規制をかけているのだが、VUが振らなくても「音の圧力」が上げることが可能である。
それは、コンプレッサなどを巧く使うことに、マキシマイザ、あるいは、ファイナライザと呼ばれる機器、またはプラグイン(ハードディスクレコーディングに限るが)でいとも簡単にできることなのだ。
この3点セットは、某レコード会社「A」がとっても大好きなので、マスタリングの時にかなりハデに使う。だから、某A社のレコードはかなりの確率で音圧が高い。(最近はそうでもなくなってきたのだが)
閑話休題。
かくして、VUでの規制値は簡単にすり抜けられ、音圧のみが「どえりゃぁ」ことになっていることがあるのだ。
もちろん、放送局内の考査部や技術部などでCMを検品するのだが、いかんせん、対スポンサーの話になると弱腰になるを得ないと言うのが実情ではないだろうか(ここは想像)
私の奉公したラジオ局のように、自社収録だとある程度「いじれる(=音圧を押さえられる)」のだが、某電報通信社などから完パケ(放送可能な状態)にして持ってこられると、本編前に、基準信号(1kHz,0db)が入っており、その基準信号に合わせなければならないので、いじるにいじれないのである。
もっとも、最近(でもないか)VU,dbのメータ以外に「ラウドネスメータ」を用いることもある。
これは、ラウドネス等曲線と呼ばれる、人間の耳の周波数特性を表した曲線にに沿うように増幅・減衰を行い、そのあとで、メータで表示するというものなのだが、これを使えば、かなり性格に音圧を知ることが出来るので、結果的に適切な音圧を得ることが可能である。
しかし、某携帯電話会社のCMはラウドネスメータ基準で音圧を押さえたらナレーションがつぶれそう(=ナレーションが聞こえなくなりそう)なので、個人的には(オンエア時点での修正は)無理かなぁ、とおもう。
私なら「MAをやり直せ」って言うかもしれない。
ちょっと、今回は専門的すぎたかもしれないが、ご勘弁頂きたい。
嗚呼、過ぎたるは及ばざるが如しかな。あなかしこ、あなかしこ・・・・
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