ヲタ倉健の『日々是決戰!!』

ヲタ倉健の日常の戯言。 ジャンル分類不能の発言も多し。

新春

あけましておめでとうございます。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。

さて、珍しくテレビなどを見てみた。
新春かくし芸大会である。

去年のうちに撮ってるし、さんざんスポットを流していたので、かくし芸でもなんでもないと思うんだけど。

この番組(たしかCX開局以来やってたハズ)のお約束として、エンディングで「一月一日」(「いちがついちじつ」と読む)を唄うのだが、これがちょいとインチキ。

いつからこのように唄っているかは知らないが(少なくとも、2000年代に入ってからは)、1番の歌詞を2回リフレイン(繰り返し)しているのだ。
この歌には「2番」もあるのに、だ。
しかも、尺(長さ)が長いから1番のみ、と言うのではない。
2回、おなじ歌詞をリフレインしている。
意図的にやっているのだ。

何故2番を唄わないのか。
予断を持たずに、下の歌詞をパッと見て判断してみていただきたい。

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一月一日(いちがついちじつ)
作詞:千家 尊福(せんげ・たかとみ)
作曲:上 眞行(うえ・さねゆき)

一、
 年の始めの例とて
 終わりなき世のめでたさを
 松竹たてて門ごとに
 祝う今日こそ楽しけれ
二、
 初日の光差し出でて
 四方に輝く今朝の空
 君が御影に比えつつ
 仰ぎ見るこそ尊けれ

(かな版)
1.
としのはじめの ためしとて
おわりなきよの めでたさを
まつたけたてて かどごとに
いわうきょうこそ たのしけれ
2.
はつひのひかり さしいでて
よもにかがやく けさのそら
きみがみかげに たぐえつつ
あおぎみるこそ とうとけれ
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さて、この2番の歌詞のなにが問題なだろうか?

文句が付きそうなのは「君が御影に比えつつ」のくだりだろうか。

そう、例によって
「『君』とはなんぞや。」
という、お馴染みの議論が噴出しかねないわけだ。

もし、この想像通りで、進歩的文化人がギャアギャア騒いだというのなら、もう、言葉狩り、あるいはファッショというべき外ない。
そんな連中はもう、ね、小一時間問い詰め・・(以下略

それはさておき、この言い換えならぬ「唄い換え」が、私の想像通り、外部からの「意見」という名の圧力で行われたなら、大問題ではないか?
どんな名曲でも問題があれば後年に唄い換えられてしまうのだ。
著作権の観点から行っても問題だし、作詞家の意志が変わって伝わってしまうという点が問題であると考える訳だ。

そもそも、そのような「意見」があったなら、2番の歌詞が「放送にふさわしくない言葉」であるのかどうか、ということを放送局と、その意見を述べたもの、そしてその意見に反対の意見を持つものの三者で、徹底的に議論しなければならないだろう。
出来れば公開の場で討論した方がいい。

我が国が誇る「民主主義」ってのはそういうモンじゃなかったのか??
一部の人間の「意見」と言う名の「圧力」が通ると言うのは、民主主義日本がもっとも忌み嫌っている「全体主義」と言うべきではないのか??(冷笑


もし、CX制作陣の「自主規制」で1番のみにしているのなら、「一月一日」を唄うのを止めたほうがいい。
「恒例だから唄う」、と言う理由で言い換え・唄い換えをしてまで唄うというのは、制作陣の甘えであり、作詞家に対する冒涜以外の何物でもない。
「言葉」をあつかう商売をしている割に鈍感すぎる。何も考えずに、流れ作業で仕事している証左であろう。




なお、私は元旦からに「青年日本の歌」を聞いているのであります。
これの歌詞は長いので転載しません。それに、無信託楽曲なので、著作権処理が面倒であります。
ということで、歌詞が知りたい方は「青年日本の歌」で検索してみてくださいませ。

ちなみに、一月一日はもう著作権は消滅している「はず」。

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