ヲタ倉健の『日々是決戰!!』

ヲタ倉健の日常の戯言。 ジャンル分類不能の発言も多し。

フジテレビの逆襲

根比べのマネー・シーソーゲーム。
フジテレビが、動いた。
にわかに慌ただしくなる兜町。

フジサンケイコミュニケーショングループ(FCG)の底力というわけでもないのだろうが、FCGグループ企業、金融機関などが、フジテレビのTOBに応じるという。
今朝方、「(ニッポン放送株の保有は)3分の1を超えられる」と、自信を見せた日枝久フジテレビ会長。
もちろん、堀右衛門(ほりえもん)もここまでは予想できただろう。

しかし、夕方。市場が閉まったアトだろうが、ダメ押しを食らわすかのようにニッポン放送とフジテレビが会見を開き、「ニッポン放送はフジテレビを引受人とする新株予約権を発行することを取締役会で決議した」と発表。
ニッポン放送の新株予約権を発行し、「すべて」フジテレビジョンが引き受けるということだ。
ライブドア(LD)の立場で言えば、自分がやろうと思っていたことを先にフジにやられた!と。
たとえば。LDが今市場に出ている株式をすべて買い集めた(できた)として、保有比率はフジ33:LD67。
しかし、新株予約権を発行後、それがすべて株になれば、分母が増えるので、最低でもフジ76.5:LD33.5になる。
しかも、現在の総発行株式と「同数以上」なので、もっとLDの比率は下がる。さらに、一気に株にならなくてもいいのだ。ニッポン放送はつねに、LDの持ち分が50%を割るように新株をフジテレビに買ってもらえばいいだけだ。
もっとも、既存の株主を全く考慮していない空想ではある。
でも、LDの出方次第によっては、明日のニッポン放送株、ストップ安もあり得るのではないか。

さあ、堀右衛門はどういうヘリクツを使ってゴネるのか・・・とりあえずの見物である。
もし、「商法違反だ!」と言ったとしても、ニッポン放送は「LDグループに移るよりも、FCGに残ることが既存株主の利益になるので、フジに新株予約権を発行する」と言っている以上、商法違反の立証は難しいのではないか。(と推測する)
だいたい、法の網の目をかいくぐった身で、他人を法律違反だと後ろ指指そうものなら、単なるお笑い種である。


堀右衛門とその会社がどれだけの資産を持っていようが、
フジテレビの会社としての資金力はライブドアと堀右衛門のそれよりもはるかに大きい。
視聴率が2位に甘んじていたとしても、営業収益は常に民放でナンバー1、伊達や酔狂でカネ持ちじゃない。
しかも、去年は日テレから三冠王を取り返した。調子コきまくりである。

さあ、ライブドアとフジテレビの一悶着、これにて一件落着、といきますかどうか・・・
今夜のWBS(テレ東)が楽しみだ。

 | HOME |